株式市場の種類
日本国内には、5ヶ所の証券取引所があります。
1) 東京証券取引所
通称、東証とよばれ、一部と二部に分かれます。
なかでも東証一部は、上場する際の株主数や売買高などの基準が厳しく
大企業、老舗企業の多くが上場しています。
一部上場というと、東証一部に上場されていることを指します。
また、東証二部は中堅企業向けの市場で、中堅企業の株式が上場されています。
中には、二部から一部に昇格するケースも見られます。
さらに、東証マザーズではベンチャー企業を取り扱っており、
成長性・独創性があれば、赤字経営でも上場することができます。
ですので、急成長を遂げるとうな大化け株の可能性のある銘柄が多いともいえます。
2) 大阪証券取引所
関西の企業向け市場です。
東証と同じく一部と二部に分かれ、ベンチャー企業向けにヘラクレスを開設しています。
また、子会社にジャスダック証券取引所があります。
3) 名古屋証券取引所
中京地区の大企業向け市場です。
一部、ニ部に分かれ、ベンチャー企業向け市場としてセントレックスを開設しています。
4) 札幌証券取引所・福岡証券取引所
この2ケ所の全国に占める出来高シェアは、合計でも1%に及びません。
新興企業向けに、札幌にはアンビシャス、福岡にはQ-Boardが開設されています。