投資家の種類
株式を購入する投資家には、下記の3つのタイプが存在します。
1) 個人投資家
会社員や自営業者などで株式投資している人をいいます。
また、会社の経営者でも、自分の資産で投資している人はこれに含まれます。
売買注文の数や取引額は、機関投資家に比べると圧倒的に少ないのですが、
個人投資家が存在することによって株価に値動きが調整され、
安定しているのです。
2) 機関投資家
お客さんから集めた資金を運用して、そこで得た利益を顧客に還元したり
会社の利益にする法人組織の投資家をいいます。
投資顧問会社、生命保険会社、損害保険会社、銀行、信託銀行、投資信託、
年金基金などがこれにあたります。
顧客から集めたまとまった多くの資金を運用するので、株式市場への影響力は
かなり強いです。
3) 外国人投資家
外国人の機関投資家をいいます。
外国の年金、投資信託、ヘッジファンド、日本企業の買収を狙っている海外企業などが
これにあたります。
外国人投資家による日本株の保有率は約20%といわれ、売買代金にしめる割合は
60%前後にも及びます。